ドイツパンプレッツェルの作り方

■ プレッツェルについて

プレッツェルというとお菓子のプリッツを連想する人が多いと思いますが、プレッツェルパンはもちもちのパンなんです。味はプリッツと似たような香ばしい独特の風味をもっています。
発祥はドイツで正式名称は「ラウゲンプレッツェル」。日本ではあまりなじみがありませんが、ドイツではどこでも売っていてパン屋はもちろん、駅前には専用の屋台で売っていたり、街中では道の真ん中に専用売店があったりしてスナック感覚で手軽に食べられています。ドイツではソーセージに並ぶメジャーな食べ物です。
私はドイツで初めて食べてすっかりのその味のとりこになってしまい、渡欧するたびにかかせず食べています。


■アメリカのプレッツェル

プレッツェルパンはアメリカでも食べられています。ねじれた形は同じですがドイツのプレッツェルパンとは少し異なり、よりやわらかくて香ばしさも控えめ。甘く味付けしたものなどもありスナック感覚で食べられているようです。
アメリカではソフトタイプのパンよりも小さくてかたいお菓子タイプのもののほうがよりメジャーです。これは日本にも輸入されているので目にした方も多いのではないかと思います。


■ 基本の作り方(略式)

材料(4個分):
・強力粉:300g 
・砂糖:大さじ 1 
・塩:小さじ 1 
・ドライイースト:大さじ1
・重曹:30g 
・ショートニング(バター/マーガリン):大さじ1
・水:カップ1
・卵白:1個
・(あれば)粒塩:少々

本格的には”苛性ソーダ”という薬品を使います。しかし劇薬のため、簡単に手に入りません。取り扱いも難しいのでここでは重層を代用します。
1. ボールに強力粉半分と砂糖と塩
とドライイーストを入れてまぜる


2. 鍋に水とショートニングをまぜて火にかける。沸騰しないように

3. 1と2を混ぜあわせる。

4. 残りの強力粉を足しながらこねる。

5. ひとまとめにしたら油を塗ったボールにいれて(くっつかないようにするため)ラップをして約1時間ぐらいおいておく(1次醗酵)

6. 2倍ぐらいの大きさになったら取り出してかるく叩いてガス抜きをする。

7. スキッパー(なければ包丁でも)で4等分に切り分ける。

長く棒状にのばす(真ん中は太めに両サイドは細く)

8. プレッツェルの形にねじる。4つ同じものを作る。
9. 油を塗ったプレートに並べてラップをして暖かいところに25分ぐらい置いておく(2次醗酵)
10. 鍋(アルミ以外)に水500〜700cc(分量外)を入れて重曹をいれて火にかけ沸騰させる。
2次醗酵が終わってから一つづつ鍋に入れて片側5秒ぐらいゆでる。ひっくり返して両側ゆでる。

11. 水気はきって油を塗ったオーブン皿に並べる

12. 卵白をハケで塗って粒塩を振り掛ける。
13. 200度に熱したオーブンで約20分ほど狐色になるまで焼く。

完成
コメント:
お急ぎの場合は一次発酵は20分でも大丈夫です。元来、発酵は必要のないパンなのです。
プレッツェルの作り方はベーグルとほぼ同じ。異なるのはゆでる時に重層(本来であれば苛性ソーダ)を入れること。これによってプレッツェルの独特な香ばしい味が出ます。

■プレッツェルパンを通販で気軽に楽しめる

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