股関節〜臼蓋形成不全〜治療記
セカンドオピニオン

●2004年11月29日 東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター


17日に予約した東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター(以後R病院)へ診察(セカンドオピ二オン)に行ってきました。
会社を午前中であがり、その足で新宿区にあるR病院へ。
予約時間の14:30より少し早い時間に到着しました。院内はとても混雑。受付てアンケートと問診表を記入して提出してロビーで診察を待つ。ロビーはとてもおしゃれな感じでふかふかのソファーにはクッションもあり、調度品もヨーロピアンでリラックスできるロビーでした。しばらく待っていると名前を呼ばれたので、立ち上がると看護婦さんから「先にレントゲンを撮ってください」と言われました。レントゲン室で3枚撮影。それから再びロビーで待ちぼうけ。なかなか順番がこなくて時間を持て余し、ちょっと院内をうろつこうかな、というときに名前が呼ばれました。
「この声がH先生っぽいな」なんて思いながら少しわくわくぎみに診察室へ入りました。
先生は机に向かって立ったまま問診表見つつ「職業のDTPオペレーターってなにかしら」と、ひとりごとなのか私に話しかけているのか分からなかったのだけど、もう一度こちらを向いて聞かれたので、「あ、あの、パソコンオペレータ見たいなものです」と答え、 とりあえず椅子に座った。H先生はなんだかとてもせわしなく動いていた。
先生はレントゲンを見ながら、カルテを書きつつ説明と質問を始めた。マシンガントークとはまさにこのこと。圧倒されてしまった。レントゲンに定規や分度器をあててペンで線を書き込んでいきながら角度や長さを測る。

結果、はやり「要手術」ということに変わりはなかったけれど、術法はB医大とは異なる「RAO」。H先生はもともと骨切り術はRAOオンリーの先生であった。H先生は「股関節RAO手術の第一人者」といわれる名医、私もRAOを希望しているけれど・・・

今回の初診での先生の第一印象がどうも私には違和感を感じてしまいました。
さすがに有名な先生だけに手術の予約がいっぱいで、来年の8月まで待つことになるのもネックでした。
少なくとも「RAOでもできる」ことがわかっただけでも収穫でした。

■以下、診察メモ
・右足はまだ「初期の段階」であること(手術は急を要さない)
・CE角度:右6度 左16度(通常35度)
・筋トレをすること(マシン等は使用しない)
・杖を使用すること
・立ち仕事も良くないが、ずっと座りっぱなしも良くない

お会計:1880円也(安い)



RAOがいいと考えている理由。それはキアリは骨盤を切ってずらすため、産道が狭くなってしまうので、出産に影響がでる(帝王切開になる)可能性があるためです。その点、RAOは骨盤が狭くなることはないので基本的に出産には影響はしないということ。
また、ネット情報を検索していても圧倒的にRAOの術例の方が多かった。また、ある股関節の本でもキアリの情報は少なく、RAOの解説が中心でした。
しかし、H先生に「キアリを専門にやっている久留米医科大病院がある」と聞いて、その後ネットでその病院のホームページを見るとたしかに股関節はキアリを推奨し、またよい成績をだしている旨が書いてありました。それを見て、一概にキアリが悪いとも思えなくなってきてますます悩みは深まりました。

HOME
本サイトはリンクフリーです。 本サイトの無断転載・複製を硬く禁じます。
このサイトはロリポップのサーバーを使用しております。