股関節〜臼蓋形成不全〜治療記
手術前検査と採血

●2004年2月14日 TIS病院 外来4 手術前検査


バレンタインのこの日、TIS医大へ4回目の外来に行きました。 9時頃に病院到着し自動受付を済ます。今日は手術前検査の日で、前回担当医に簡単な説明を受けたものの、どこに行けばいいのか分からなかったのでまずは4階の整形外科受付を尋ねた。受付の看護士さんに説明されてまずは3階の採血室へ行く。採血室の受け付けでコップをもらい、おトイレで検尿。それから採血の順番待ち。けっこう待ってる人がいた。30分ほど後に待合室の画面 に順番が表示されて私の番がきました。血液検査用の採血で、小さな試験官見たいなもの(なんと8本も)に少しづつ血を採る。チクリとした。採血が終ったあと、別 の検査をするとのことで隣の部屋に案内される。血がどのくらいの早さで止まるかをチェックするということで、耳たぶに傷をつけて血を出して血が止まるのを待つという検査でした。耳たぶだからそんなに痛くなかった。

その後は心電図検査、生理機能検査(肺活量・身長・体重) を経て、今度は6階の輸血部にて400mlの自己血輸血の為の採血をした。採血前に同意書にサインして、担当の研修医から自己血輸血の説明を受けた。採血の針の太いこと!痛いよー。右手から採血してる間、左手は脈拍を測っていた。採血中に担当医さんにいろいろ質問。「人間の血ってどれくらいあるんですかー?」「平均5リットルぐらいですよ」「ふーん、では400mlくらいへのかっぱなんですね?」「針太いですねー、この針よりふとい血管が腕にあるんですね?」「まぁそうですね」そんな話をしているうちに30分ほどで採血は終った。パックにたぷたぷにたまった深紅の血は生々しかった。貧血なのか頭がぽーっとした。「水分を500mlぐらいは採ってくださいね」と言われたので1階の売店でアミノサプリの500mlペットを買った。
それから今度はレントゲンです。1階の放射線受付。ここではけっこう待ち時間が長かった。立ったままの胸部レントゲンを何枚か撮影して、その後、母と姉が来ていたのでロビーで落ち合った。手術説明の立ちあいをするために来てくれたのでした。2人に少し待ってもらって、CTの撮影を済ましました。
もうお昼をまわっていたけど、今度は手術説明。4階の整形外科で受付けて順番を待つ。しばらく待って呼ばれて診察室へみんなで入る。
担当医のKG先生にひととおりの説明を受ける。先生はインフォームドコンセントの専用用紙にそって早口に説明してくれました。現在の状態、治療方法とその目的、他の方法の有無、手術に付随する危険性、等々。みんな黙って聞いていました。最後に私からいくつか質問(メモ帳にまとめてきた)して母もいくつか質問して終りました。

▼説明内容要約
・入院期間:5〜6週間・・・予想より早い。あくまで順調な場合
・手術方法:キアリ骨盤骨切術
・手術の合併症: 出血・感染・骨折・骨癒着不全・神経細胞損傷(麻痺がしばらく残ることがある)・血栓症(命にかかわることもある)
・手術費用:150〜180万円(内3割負担)・・・手術の費用のみで入院費は別 と思われる。高額医療費制度により返金アリ。
・離床は手術の翌々日(車イス)・・・予想外に早い離床でびっくり
・車に乗っていいのは3ヶ月後くらい・・・退院後その気になればすぐ乗れるけど、何があるか分からないから控えたほうがいいとの話
・ 仕事復帰:退院後その気になればデスクワークならすぐに復帰も可能だけど、最低1月ぐらいは自宅療養したほうがよい。

この日のお会計 :16850円也(クレジット精算)

2005年2月23日 TIS病院 外来5 採血

今日は自己血輸血の採血です。前回と同じく400ml採血。まずは3階の採血室で少しだけ採血して血液検査。貧血かどうかを調べるのが目的で、その結果 大丈夫だったので400ml採血可能となり、6階の輸血部へ移動しました。今日は少々混んでいて1時間くらい待ちました。待つ間に今後のスケジュール等を考える。
さて、採血です。前回の採血の注射のあとがまだ残っていて、痣もできているので、ちょっと心配。。。逆の腕は血管が細いらしく、右手じゃないとだめらしい。そもそも本当に1週間で血は復活しているのかな。

W先生(研修医)「うーん、完全には復活していないけど、若いから大丈夫!」
そういうものですか。。
バンドで強く腕を絞められて、指先がうっ血してきて痛い。はやくー刺すなら刺して!
採血用のふと〜い針が刺さる。う〜。
前回よりわりと早く貯血された気がしました。パックに貯まっていく血をなんとなく眺めていると
W先生「見てて気持ち悪くない?」と前回と同じことを聞かれました。
私 「はい、なんとなく見ちゃう。見る人ってあまりいないんですか?」
W先生 「うん、いないねぇ」
私は変わり者?それで先生は私のことを覚えていたらしい。

ほどなく、採血終了〜。
私「400ml採ったということはそれだけ体重も減ったのですよねー?」
W先生 「そうですね(笑)ダイエットに献血もありかもですね。ははは。でも水分を500mlは採ってくださいね。それで戻っちゃうとおもうけど」

採血の後は4階整形外科の受付に顔をだす。今日の予定は多分これだけのはず。受付ではKG先生に連絡がつかないとのことで、お会計して帰ってよいと指示されました。看護士さんに先生に診断書の作成をお願いしたい旨を伝え、後に郵送してもらうことになった。郵送に切手がいるから下の売店で買って来てください、と言われたが、たまたま切手を持っていたので面 倒がなくなった。診断書作成代は1575円でした。それといくつか入院に関する質問をした。

お会計。計算にだして呼ばれるまでの間だいぶ待つだろうからと、1階ロビー脇のレストランに入ってランチ(ハンバーグセット900円)を注文しました。
丁度12時をまわるころでした。レストランというよりは、食堂、といった風情のお店ですが、今回二度目の利用です。お医者も利用していて、入店時に白衣は脱ぐことになっているようでした。

食事を終えて店を出ると丁度よいタイミングでお会計があがっていました。自動支払機でクレジット精算をする。
この日のお会計 :1825円也(クレジット精算)
診断書作成料が1575円(保険適用外)含むから採血だけだと安上がりなんですね。

さて、これからどうしよう。本来なら帰宅して安静に横になりたい心境ではあったけど、事情があって有休を使うのが忍ばれるので、やはり出社することにしました。そのとき、なぜかお腹が痛くなってきたのでトイレに入り、ちょっと苦しむ。。。うーむ、これは神様が会社行くなって言ってるのかな。。。
会社へは13時出社となりました。フレックスコアタイムぎりぎりセーフ

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