バレンタインのこの日、TIS医大へ4回目の外来に行きました。
9時頃に病院到着し自動受付を済ます。今日は手術前検査の日で、前回担当医に簡単な説明を受けたものの、どこに行けばいいのか分からなかったのでまずは4階の整形外科受付を尋ねた。受付の看護士さんに説明されてまずは3階の採血室へ行く。採血室の受け付けでコップをもらい、おトイレで検尿。それから採血の順番待ち。けっこう待ってる人がいた。30分ほど後に待合室の画面
に順番が表示されて私の番がきました。血液検査用の採血で、小さな試験官見たいなもの(なんと8本も)に少しづつ血を採る。チクリとした。採血が終ったあと、別
の検査をするとのことで隣の部屋に案内される。血がどのくらいの早さで止まるかをチェックするということで、耳たぶに傷をつけて血を出して血が止まるのを待つという検査でした。耳たぶだからそんなに痛くなかった。
その後は心電図検査、生理機能検査(肺活量・身長・体重) を経て、今度は6階の輸血部にて400mlの自己血輸血の為の採血をした。採血前に同意書にサインして、担当の研修医から自己血輸血の説明を受けた。採血の針の太いこと!痛いよー。右手から採血してる間、左手は脈拍を測っていた。採血中に担当医さんにいろいろ質問。「人間の血ってどれくらいあるんですかー?」「平均5リットルぐらいですよ」「ふーん、では400mlくらいへのかっぱなんですね?」「針太いですねー、この針よりふとい血管が腕にあるんですね?」「まぁそうですね」そんな話をしているうちに30分ほどで採血は終った。パックにたぷたぷにたまった深紅の血は生々しかった。貧血なのか頭がぽーっとした。「水分を500mlぐらいは採ってくださいね」と言われたので1階の売店でアミノサプリの500mlペットを買った。
それから今度はレントゲンです。1階の放射線受付。ここではけっこう待ち時間が長かった。立ったままの胸部レントゲンを何枚か撮影して、その後、母と姉が来ていたのでロビーで落ち合った。手術説明の立ちあいをするために来てくれたのでした。2人に少し待ってもらって、CTの撮影を済ましました。
もうお昼をまわっていたけど、今度は手術説明。4階の整形外科で受付けて順番を待つ。しばらく待って呼ばれて診察室へみんなで入る。
担当医のKG先生にひととおりの説明を受ける。先生はインフォームドコンセントの専用用紙にそって早口に説明してくれました。現在の状態、治療方法とその目的、他の方法の有無、手術に付随する危険性、等々。みんな黙って聞いていました。最後に私からいくつか質問(メモ帳にまとめてきた)して母もいくつか質問して終りました。
▼説明内容要約
・入院期間:5〜6週間・・・予想より早い。あくまで順調な場合
・手術方法:キアリ骨盤骨切術
・手術の合併症:
出血・感染・骨折・骨癒着不全・神経細胞損傷(麻痺がしばらく残ることがある)・血栓症(命にかかわることもある)
・手術費用:150〜180万円(内3割負担)・・・手術の費用のみで入院費は別
と思われる。高額医療費制度により返金アリ。
・離床は手術の翌々日(車イス)・・・予想外に早い離床でびっくり
・車に乗っていいのは3ヶ月後くらい・・・退院後その気になればすぐ乗れるけど、何があるか分からないから控えたほうがいいとの話
・ 仕事復帰:退院後その気になればデスクワークならすぐに復帰も可能だけど、最低1月ぐらいは自宅療養したほうがよい。
この日のお会計 :16850円也(クレジット精算)