ヨーロッパへのフライト計画
日本からヨーロッパへのフライトがある航空会社は、大きく分けて日系・欧州系・アジア系があります。
日系のJALやANAはやはり安心感があります。ヨーロッパ直行便がありますが、ヨーロッパ内就航都市が少ないのがデメリットです。料金は比較的高いですが、早期割引航空券がお得な価格で出ることもあります。
欧州系はヨーロッパ内の就航都市が多いのがメリット。目的地が航空会社の本国でない場合、本国で乗り換えることになります。そのため「ヨーロッパ往復+2フライト」というチケットが出回ります。(例:ルフトハンザを使ってパリに行く場合、日本→フランクフルト→パリ(目的地)→フランクフルト→日本の4フライトになる)この2フライトをうまく使えばヨーロッパ周遊が可能です。
アジア系は料金が安いのが魅力。しかし航空会社の本国(アジア)で乗り換えが必要なため、時間がかかるのがデメリットです。同日乗り継ぎ便がない場合、アジアで1泊する必要があります。就航都市も多くはありません。格安航空券で「航空会社未定」という場合はアジア系の場合がほとんどです。
以上を念頭において最適な航空会社を選びましょう。
メリット |
デメリット |
|
日系航空会社 | 日本語・安心感・直行便 | 就航都市が少ない |
欧州系航空会社 | 就航都市が多い・直行便 | 基本的に英語 |
アジア系航空会社 | 安い | アジアで乗り継ぎが必要で時間がかかる・就航都市が少ない |
【ワンポイント】ヨーロッパのシェンゲン協定のについて
ヨーロッパ旅行で国境を超える時、空路でも陸路でも一昔前までは必ずパスポートチェックを行っていました。ところがこのシェンゲン協定によって、国境を超える時のパスポートチェックが不要になりました。一度入国審査を通れば、シェンゲン協定に加盟しているヨーロッパの国(2008年時点で25カ国)は自由に行き来ができます。
欧州系の航空会社を利用して乗り継ぎで他国へ行く時は注意が必要です。この場合、入国審査は最終的な到着地ではなく、乗り継ぎ地の空港で行います。例えば、日本からルフトハンザを利用してドイツで乗り換えてフランスのパリへ行く場合。入国審査は乗り継ぎ地のドイツで行います。ドイツ→フランスは国内線感覚で移動すると理解すればよいかと思います。
●ヨーロッパ 国内線
ヨーロッパの国内線は鉄道と同じくらい気軽に使える旅の足です。便も多く料金も安く鉄道より早いので効率的な移動に向いています。オンラインで簡単にチケットの購入が可能です。往復だと安いが片道だと高くつくことがあるので注意が必要です。
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