■航空券の種類と格安航空券 普通旅客運賃航空券 正規割引航空券(PEX航空券) 格安航空券
■格安航空券の衰退安くてお得な格安航空券ですが、近年は減少傾向にあります。その原因はインターネットの発達。格安航空券は旅行代理店が安く一括購入するからこそ成り立ってきました。しかしネットの発達により航空会社と一般顧客が近くなったため、旅行代理店の役割が小さくなってきているのです。航空会社にとっても直接一般客に販売したほうが残席のコントロールがしやすいというメリットがあります。格安航空券とPEX航空券は今はほとんど見分けがつかないくらいの価格設定になっています。格安のPEX航空券を「格安航空券」と銘打って販売していることもありますし混同もされています。 ■航空券の予約クラス(BookingCLASS)航空券には「予約クラス」というものがあります。同じエコノミークラス席でも複数の予約クラスがあり、クラスによって値段・制約などの条件が異なります。一般に値段が高いほど制約がゆるく、安いほど制約がきつくなります。航空券を検索したときに同じ航空会社のエコノミー席なのにいろいろな価格の航空券がでてくるのは予約クラスが異なるためです。安いクラスでは空席がなくとも高いクラスなら空席があることがよくあります。つまり「空席がない=満席」ではなく、その予約クラスでの残席がないということです。航空会社はこのクラス分けによって残席の販売価格をコントロールして集客しています。 客側から見れば航空券を買う時に予約クラスを意識することはあまりありませんが、マイレージを貯めている場合などには関係してきます。予約クラスによってマイルの積算率が異なるためです(100%貯まるとか、50%しか貯まらないなど)。 予約クラスはE-チケットの控えなどで確認することができます。 ▼赤でチェックしてあるのが予約クラス。このときはHクラス。 ■格安航空会社(LCC)格安航空会社の話題が世間をに賑わせたのは2012年。この年はまさに「格安航空会社(LCC)」の台頭年といえるでしょう。LCCの場合、航空券は基本は公式サイトから購入します。 詳細はLCC(格安航空会社)をご覧ください。
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