いくらの一人旅記録
ヨーロッパ鉄道の旅
 スペイン 2月19日-21日


スペイン→フランス

2月19日(土)晴●バルセロナからパリへ

7時過ぎに起床。身支度しているときふと気がついた。ロッカーにしまっておいた昨日購入したお土産がない!?朝からいや〜〜なハプニング。。。(怒)とりあえず朝食たべて落ち着いてこーちゃんも一緒に探してくれたが見つからない。。。昨日夕食を一緒したBさんが得意のスペイン語でホテルの人に相談してくれた(いい人だ!)けれど、結局みつからなかった。確実に宿泊者が盗んだんだろうな。。。貴重品ではないからと油断した。くやし〜〜!
三日間お世話になった宿パラウを10時にチェックアウトした。今夜夜行バスでパリに戻る予定だが、それまで時間をどうすごそうかな。まずメトロにてサンツ駅へ行った。駅のロッカーにじゃまな大荷物を預けた。さて、街の散策でもしよう。途中、電話屋?にて自宅に電話をかけた。
(※電話屋:ネットカフェみたいなかんじにブースに別れて電話をかけることができる店。店番の人は頭にターバンを巻いたアラブ系っぽい太った人で入るのに勇気がいった)
電話屋を出て、先日こーちゃんにおしえてもらったレストランでランチをとる。そしてエルコルテにいってまたお土産を買った。予算が下がってしまったのは仕方がない。。。それからサイバーカフェへ。ここでこーちゃんと遭遇(あはは)ちょっとネットしてから店をでて、こーちゃんとともに昨日みつけたMangoのアウトレットショップへ行った。シャツを1枚買った。エルコルテへ戻る。いろいろみていたらこーちゃんとはぐれたのでまぁ、いっかと一人街歩き。ベネトンでセーターを1枚買った。18時、メトロで荷物を預けた駅に戻る。マーケットで夜食などを買い込んで夜行バスの旅に備える。パリまで12時間以上かかるのだ。
出発予定時刻20:00より少し遅れてバスは出発した。満席でとても窮屈だった。
これではパリまでしんどいな〜。

2月20日(日)晴●パリ再び

うとうとと半分寝ていたが、(さすがにぐっすり眠れません)深夜に一度国境で起こされてパスポートチェック。その後は5時ごろと8時ごろに休憩をはさみ、9時30ごろにやっとパリのユーロラインターミナルに到着した。ツカレタ。。。
パリに戻った理由は、1週間前に再発行をお願いした帰りの航空券を受け取るためでした。明日がその1週間目。なので今日はパリに滞在して適当に時間をつぶすことになる。
まずはロッカー代として残っていた20マルクをフランに両替した。荷物をロッカーに預けて、ユーロライン窓口で明日のロンドン行きの夜行バスを予約した。それから、ターミナル近くにあるホテルイビス(以前に宿泊したことがある)へ入る。実は、ここに大学の友だちこぐりんが泊まっているかもしれないので(別 グループでパリに卒業旅行と言ってた)フロントで聞いてみたがいなかった。イビスホテルは巨大チェーンだから他のとこなのかな。
さて、今夜の宿を探すべくメトロで街に出た。今日の宿はモンマルトルの丘ちかくのちょっとおしゃれなオステル(YHみたいなもの)に決めた。幸い部屋も空いていたのですぐに予約。壁紙が印象的な食堂兼ロビーには宿が飼っているらしい黒猫が1匹いた。
今夜の宿も確保できたしホッとしたところでチェックインの時間まで街の散策に出かけた。パリは何度も来ているのでコレといって行きたいとこもなく、ぶらぶらと歩く。日曜日なので街のほとんどのお店はしまっていて静かだった。メトロで移動してターミナルに行き、ロッカーに預けた荷物をとりだす。宿に戻って荷物を置いて一息。宿の掃除の黒人のお兄さんにナンパされた。
宿のロビーでくつろいでいるときに知りあった日本人のお兄さん(ひとり旅中)に誘われて夕食をとりに出かけた。宿近くのレストランでかんたんにサラダとチキン。一見おとなしそうなお兄さんだったけど、いろいろと話は弾んだ。それからモンマルトルの丘に登ってパリの夜景を見た。とってもキレイだった。宿に戻ってもロビーで談話。
10時すぎごろに部屋に戻って就寝。

2月21日(月)晴●パリからロンドンへ

7時過ぎに起床、朝シャワーでさっぱり。宿の朝食を取って、することもないので10時過ぎまで宿でゆっくり過ごす。昨日のお兄さんがいたので写 真を頼んで取ってもらった。黒猫ちゃんと一緒に♪
それから大韓航空会社のパリオフィスへ行き、再発行された航空券を受け取る。これで国に帰れる!一安心。
街をぶらぶら。ひまだなぁ。途中小さな旅行会社があったので、立ち寄って「ブリットレイルバスはあるか?」とたずねたら「無い」というか「知らん」という回答。。。しょぼ〜〜ん。 (※ブリットレイルパス:ヴェネチアで盗まれた英国の列車周遊チケット) 日本でしか手に入らないのかな。暇つぶしにルーブル美術館に入った。2時間ほど見学。
さて、そろそろ夜行バスの時間だ。ガリーニ駅のアウチャンマーケットで夜食の購入。バスターミナルはすぐ近く。ロンドンまで再び長い長いバスの旅が始まる。
ところで、パリ(フランス)とロンドン(英国)の間には海があるのにどうやってバスで行くの?と疑問があるが、実はバスごと大型フェリーに乗るようです。国境ではお決まりの入国検査があります。イギリスはこれが厳しいと有名。高失業問題に悩むイギリスでは不法労働者を排除すべくかなり厳しい検問をやっているそうな。たとえば、帰国の航空券がないと入国拒否され、来た道を戻される(強制送還)になるらしい。幸い私はすんなりと入国できました。


 

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