その車窓風景がすばらしいと有名なベルニナ急行はサンモリッツからイタリアの国境の町ティラノの間を走っている。赤い車体の設備の整った列車だ。絶賛されているのは春から夏にかけての風景で、冬の間はどうなのかの情報は手に入らなかった。オフシースンの冬は一日にたったの1往復しか走っていない。(でもベルニナ急行と同じ線路を走る別
の普通の列車はある)
11時発のベルニナでは遅いので9時発の普通の列車に乗った。列車はがらがらで1車両私一人で貸し切りだった。車窓風景は充分にすばらしいものだった。アルプスの山々、凍った泉、緑の自然も時折見られた。イタリアのティラノまでの2時間、飽きることなく楽しめた。
■スイス
ベルニナ急行
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