空の上のハッピーニューイヤー
2010年12月31日 |
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2010大晦日。 まだ夜中のように暗い早朝5時前に、私は荷物をまとめてホテルをチェックアウトした。このホテルでは1泊朝食付きなのだけど食べることができないのが残念だ。パーキングに止めてあるレンタカーに乗り込みフォートローダーデール空港に向けて出発した。 今日は帰国日。早朝便の国内線でまずはロサンゼルスへ向かう。
だから万が一さまよっても大丈夫なように早めに出た。ホテルから空港へはスムーズにいけば10分の距離だ。飛行機の出発は7時半。国内線だし2時間以上余裕があれば大丈夫だろう。 そんな昨晩からの心配は杞憂に終わった。 「Renta Car Return」 中学生でもわかりそうな単純な英語表記の案内が大きく出ていて迷うことはなかったのだ。レンタカー返却場所は各社同じ大きなビル内にあり会社ごとの案内も明確だった。 フロリダドライブという冒険はこれにて無事完結! 返却はあっさりとしたもので書類と鍵を返して終了。車返却後は出発ターミナルまで巡回バスで移動です。 ■チェックイン デルタ航空にチェックインするときに一悶着。荷物に入っていたお土産用マスタードが機内持ち込み禁止というのだ。機内預けにすれば解決なのだが別料金が20ドルかかるとのこと。私が買ったWEB割引チケットは荷物は機内持ち込みのみという条件が付いていた。たった1ドルのお土産のマスタードのために20ドルかかってしまった。高いマスタードになってしまった。 カフェで朝食を食べたりお店を見たりして時間をつぶし、フロリダ時刻7:25、飛行機に乗り込みロサンゼルスに向けて出発です。 ■日本の年明け フロリダ時刻で12月31日のAM10時が日本の1月1日0時、年明けの時間だ。 この瞬間、私はアメリカの空の上、ロサンゼルスに向かう飛行機の中にいる。 フロリダとロサンゼルスの間にも-3時間の時差があるため、時間をさかのぼるこの空の旅の中、いったいどの時点で年明けになったのかあいまいだが、日本の日付が変わる瞬間に私はブログを更新した。昨朝のサンライズの写真とともに。 実際のブログ記事はこちら ■ロサンゼルス到着 12月31日、ロサンゼルス時間10時半、LAX空港に到着した。フロリダから約6時間、アメリカはやはり広い。 年末のLAX空港は閑散としていた。 さて。到着した国内線ターミナルと日本行き国際線ターミナルは別なので移動しなくてはいけないのだけど、LAXはあまりに広くてどう行ったらいいのかわかりません。巡回バスがあるのかなと外に出てみたけどわからない。警備員さんに聞いたらあっちだとそっけなく言われて、指差されたほうにてくてく歩く。なんだ、歩ける距離でした。 シンガポール航空のカウンターでチェックイン手続きをして荷物検査を経て出国審査へ。 あれ?あれれ? 順路に沿って進んでいくと気がつけば、もう出発ゲートです。 出国審査通ってないよ??? このままじゃ不法出国になっちゃわない?なんか順路間違えたかな? と不安になってしまいました。 がしかし。よくよく調べてみると アメリカは出国審査がない という事実を知りました。なんとまぁびっくり。出国時は必ず出国審査でスタンプを押してもらうものだとばかり思っていたから。アメリカってそうだったんだっけ。 もうひとつ失敗したなと思ったのは、出発ゲートまで来るとお店が全然ない!最後に買い物や食事をして時間をつぶそうと考えていたけど、小さなキヨスクやカフェくらいしかありません。 チェックインフロアのほうがお店はいろいろあったのにな。 選択肢はほとんどなく、近くにあったカフェバーで高いコーヒーとサンドイッチ(8$)。 アメリカ最後の時を過ごす。 LAX13:15発シンガポール航空成田行きは時間通り出発した。 日本時間ではすでに年が明けていたけれど、ロサンゼルス時間での年明けはまたしても空の上。 私の2011年は旅の終わりと入れ替えに始まった。 目次:Content |