港町アルヘシラスと素敵な宿
2009年5月7日 |
ジブラルタルをバスで出発し走ること30分、アルへシラスのバスターミナルに到着したのは15時ごろ。まずは今夜の宿へ向かった。
事前にネットで予約してあった宿レイナクリスティーナ(ホテルレポート)は、地図でみるとバスターミナルから近く見えたが、実は丘の上にあり、ぐるりとまわりこんで登らねばならなかったため意外と距離があった。旅行キャリーを転がしながら坂道を登るのはなかなか大変。天気も良くて気温も高く、暑くて汗だく。
やっとホテルの門のようなところに到着した。
「あれ?閉まってる??」
入口は別にあるようだ。左方向にさらに進む。
しかし、広い。これぜんぶホテルの敷地??なんかとんでもないところを予約してしまったのではないか。
やっと入口があった。いざ!。なんかわくわくしてきたよ。
とんでもなく広い緑の芝生をよそめに歩くこと5分。敷地に入っても建物までかなりある。汗汗
やっとフロントのある建物に到着。す、素敵だ。。。
はやる気持ちを抑えてまずはチェックインです。フロントは込み合っていて少し順番待ち。
予約した時のバウチャーを印刷したものとパスポートを出して手続き。
部屋へ向かうまでには広い吹き抜けのラウンジを抜けてバーを抜けてレトロな階段を上り・・・すべてが素敵すぎてテンション急上昇↑↑↑。
素敵(≧▼≦*)!!!
そして膨れ上がった興奮は、部屋に入った途端にはじけた。
暖炉と重厚なソファ
広い部屋と2面採光の角部屋
ヨーロピアンなテラス・・・
城っ?!Σ( ̄■ ̄;;;)
まさかこんな素晴らしいお宿だったなんて全然まったく予想外。
しかも今回1泊2食付で58ユーロ(約7700円)というバリューさ。
どうやらオフシーズンで部屋が空いていたせいか、予約時に「できれば海が見える部屋で」とダメもとでリクエストを添えたことが功をなしたか、とてもいい部屋をあててくれたようです。テラスからは遠くに海を見ることもできました。
ああ・・・
これだから旅はやめられない。
「あまりにお宿が素敵だから、もーここがゴールでいいや」
そんなことを考えながら、ホテルのプールで日光浴。
幸せすぎて、もう、なにもいらない。
アルへシラスの街へ |
とはいっても、なんだかんだいって
「せっかくここまで来たのだから見れるもの全部見たい」 という気持ちにおされて居心地の良い宿を出て街歩きへ。 アルへシラスの街はそこそこ都会です。 海沿いのメインロード沿いにはほかにもいくつかのホテルが並んでいます。1階には旅行会社なんかも入っててモロッコ行のフェリーチケットなんかも扱っているようです。 プラプラと散策しながら先ほど到着したバスターミナルまで行き、明日のバスの時刻表を確認。
明日はセビリヤへ行く予定なのだ。 そして夜はホテルのこじゃれたレストランで夕食。ビュッフェスタイルでスペイン料理を堪能しました。
夕食を終えればラウンジでピアノの生演奏。演奏しているハンサムなお兄さんが素敵。 部屋へもどればひとり静かな時が流れる。 素晴らしきかな旅人生。
これ以上の悦楽を私は知らない |