スペインマドリッドとマラガで迷子
ドイツからスペインへ |
2010年5月5日 |
朝食は7時半からときいていたので1階のレストランに下たらまだ準備が始まったばかり。他のゲストも降りてきました。年配の方を中心に4〜5組ほど泊まっていたようです。
席について待つこと30分、やっとコーヒーにありつけました。電車の時間がまずいよー。とちょっとあせる。
朝食はパンにハムにチーズ、シリアル、フルーツ、ヨーグルトとヨーロッパ定番メニュー。焼きたてのドイツパンがおいしい!いそいそと食べて8時半にチェックアウト。電車の時間は8時55分なのだ。急ぎ足で駅へ向かう。
来たときと同じようにウェースバーデンで乗り換えて空港駅に到着したのが10時14分。チェックインしてボーディングパスを受け取りました。スペイン、マドリッド行きのフライト出発時間は11時50分。時間があるので空港内を散策です。フランクフルト空港は広くてお店もたくさん。あまりに広いから移動用のレンタル自転車までありました。どんだけ〜。
ひとつ欲しいものがあって本屋に立ち寄りました。探しているのはスペインのロードマップ。レンタカーでドライブをするのに際してロードマップが欲しかったのだけど日本ではなかなか手に入らず、大きな本屋にあったのだけど現地価格の倍以上とものすごーく高かったので”これなら現地で買おう”と思っていたのです。おめあてのマップがありました。安く手に入れられて満足♪
さぁ、搭乗が開始されもうすぐ出発です。機内はびっくりするほどがらがらで私の隣一列すべて空席(@o@)すいてる飛行機はいいね。広々快適〜♪
いざ、マドリッドへ☆
マドリッドぷち観光 |
今日のスケジュールは、このあと市内の駅に向かい16:35分発の列車AVEでマラガへ行きます。列車の時間まで2時間ほど余裕があるので少しでもマドリッドの街を見て回りたい。そこで駅にまっすぐ駅ではなく有名な「プラド美術館」へ向かうことにしました。バスに飛び乗り出発!
・・・ところが、バスの停留所をおり間違えてしまいました。降りたところは何もない国道沿い。。。しかも次のバスがなかなかきません。う〜〜あまり時間がないのに超タイムロス!私のばか!仕方なくタクシーを使いました。12ユーロ、余計な出費が(ノω・、)
プラド美術館はとにかくでかい!ひろい!すごい!
入館していきなりまいご(^-^;)ルーブル美術館並の広さで一日でも見きれそうにありません。ヨーロッパの美術館は日本とは本当に質が違います。残念ながら。作品だけでなく建物自体が歴史的芸術作品。かなわないよなぁ。
観賞したのは30分だけ。受胎告知がみれたので満足。
ところで「暖かい」を訂正。
「暑い!」
そして雲ひとつない青空。
スペインはこうでなくちゃね。
AVA! マドリッドからマラガへ |
プラド美術館を後にしててくてく駅まで移動です。マドリッドの駅は近代的な赤褐色の壁の低層の建物ですごい広い。駅の中にジャングル?があって亀がたくさんいました。なんでこんなところで?面白いので駅構内を散策して出発を待ちました。
16:35、スペインが誇る最速の新幹線AVEに乗ってアンダルシアの入口マラガへ出発です=3
AVE 02162 / マラガまで32.70 ユーロ(早割料金)
マラガまでは約2時間半。車窓風景はのどかな田園が広がっています。
プラド美術館で買ったガイドブックをみながらのんびり列車の旅。
19時過ぎにマラガに到着しました。マラガの駅も近代的で大きい。駅構内にピカソの「ゲルニカ」が。ここはピカソゆかりの地。ショッピングモールも併設していて興味まんたん。おぉ、あれは最近日本に上陸して話題のH&Mではないですか!ウズウズ。
でも、やらなければならないことが。レンタカーの貸出し手続きです。
駅構内にあるエイビスの営業所へGO。
マニュアル車が主流というヨーロッパで希少な”オートマ車”は唯一エイビスで見つけました。(レンタカー手配についてはこちら)事前予約したバウチャーを提示してレンタル手続きです。いくつか質問をうけつつあまりよくわからない部分もあったけどなんとかなるもんです。鍵を受け取り指示された地下のパーキングへ自ら歩いていきます。
そこに停まっていたのはフォルクスワーゲン。
・・・で、でっかいな(・ω・;)
運転できるかしら。
コンパクトクラスにオートマ車はほとんどないようで、フルサイズになったのでしょう。
車に乗り込み操作や地図を確認してドキドキドライブへ出発!
地下駐車場をでて道に乗ります。都会なので駅周辺は込み入っていて道が複雑。頭の中にしっかり地図をインプット。
この時期のヨーロッパは日が長く20時近くなのに昼間のような明るさ。明るいので走り出しするには安心だね。
マラガから車で30分ほどの街トレモリノスにとってある宿に向かいます。
しかし、”近いから大丈夫”と思っていたのは甘かった。大甘。
この後、まったく余裕がなくなるとは予想だにしていなかったいくらです。
恐怖の迷子 |
走れば走るほど余計にどこにいるかわからなくなり大パニック。
ここはどこ??もうけっこう走っちゃったよね。
まわりに建物がなくなってきたんだけど。。。
すっかり日も暮れてしまいました。
心臓がドキドキバクバク。
予約してあるホテルにたどり着くのは不可能かもしれない、それどころかマラガにすら戻れないんじゃないか・・・。
最悪の事態を考えながらあてにならないアバウトな地図とカンを頼りに走りさ迷うこと1時間半。
奇跡的にホテルにたどり着くことができました(≧_≦*)。
30分で着くはずが大幅に遅れたせいで、夕食を食べそこねてさらにがっくり(1泊2食付きだった)お腹がグウグウのままとにかく疲れたので就寝。
地理感のない海外でレンタカーを借りたのは自分には無謀だったのかな(ノ_・、)明日1日のドライブは中止にしてすぐに車は返却しようかな。
ところでホテルは予約時に「海が見える部屋で」とリクエストしたのを聞き入れてくれたみたい。部屋は海に面しているようでした。真っ暗で何も見えないけれど、夜景がきれい。
せっかくのリゾートホテルなのに、感動する余裕もない夜でした。