リミニの街とPubナイト|イタリア
●リミニの街 |
2011年5月3日 |
イタリアのリミニはガイドブックにも載っていない小さな街だ。ここに来る旅行客のほとんどは、この街を起点に行くことができる”サンマリノ共和国”が目的で、私たちもそのためにやってきた。サンマリノへは日帰りでも行けるためわざわざマイナーな街であるリミニに宿をとる人は多くはない。しかし私があえてこの街に滞在を決めた理由は、リミニが実は地元では人気のビーチリゾート!ということを知ったからだ。きっと穴場に違いない。 青い海、白い砂浜、にぎやかなビーチロード・・・(*´ー`)ぽわぽわ〜 そんなリゾーティをイメージして期待まんたん向かいました。 ●立派なリミニ駅 さ、寒い!Σ( ̄w ̄|||;)))) ・・・到着してみるとリゾートリミニは冬だった。。。 こんな寒い日に海水浴客がいるはずもなく、閑散とする街。。。 ビーチには閉鎖されている海の家が立ち並ぶ。 こんなのリゾートじゃないっ(≧△≦、) そして悩みに悩んで決めたビーチフロントのホテルは駅から予想より遠くて、これといって趣のない近代的な町並みがさらにテンションを下げる↓↓↓ 今回は珍しくハズしたなぁ。 ま、気を取り直して!リミニ滞在レポートです!実は悪いことばかりでもなかったんですよ。 ●リミニ街散策 駅に到着したのは19時過ぎ。この時期のヨーロッパはこの時間でもまだまだ明るい。リミニはビーチリゾートの街というだけではなく、ちょっとした歴史的建造物もあちこちに残っていたりもする。駅からホテルに徒歩で向かう途中、そんな遺跡にも立ち寄ってみた。そのひとつ「ロマーノ円形闘技場」 近代的なリミニの街の中に、忘れ去られたようにひっそりと、そこにあった。 人々にもてはやされるローマのコロッセオとは大違いだ。 これ以外にも駅を挟んでビーチとは逆側にいくつかの観光スポットがあるらしいです。ガイドブックには載っていないので詳しい情報はWikipediaへ。 闘技場を後にして、荷物をごろごろ転がしながらえっちらおっちらホテルを目指し、くたびれるころやっとホテルに到着。ホテルのビーチ側の部屋がほとんどシャッターが下りていて「もしやこのホテル閉鎖してる?!」なんてドッキリつき。いちおうオープンはしていました。うーん、さびれた感ぷんぷんのオフシーズンのリゾート。 でも!リミニでも評判のよいホテルだけあって部屋はとっても広くておしゃれ! (ホテルの詳しいレポートはこちら) 無事にチェックインを済ませたところで夕食をとるレストラン探しへ。幸いビーチロード沿いにはいくつものレストランがあり、どこにしようか迷ってしまいました。 ぐるっと見て回って決めたのはホテル目の前にあったパブ風レストラン。写真付きメニューがわかりやすくて地元客もそこそこ入っていたので。 注文したのは大きなナポリ風ピザ(アンチョビがおいしい!)、スパゲッティカルボナーラ(日本のとは全然違う!ぼそぼそしてる)、ビールにおしゃれなサングリア、最後にホイップたっぷりコーヒー♪ ところでこのレストランはどうやら「スポーツバー」でもあるようで、いくつもあるテレビ画面ではサッカーの試合が中継されており、店内ではサッカー好きな地元のおやぢたちが盛り上がっていました。そしてもちろん、オット君も。 おいしいもの食べて、サッカーで盛り上がって、下がりきっていたテンションもアップアップ↑↑↑ 終わりよければすべてよし! そんなリミニナイトでした。 このディナーのお会計はしめて32ユーロ(約4000円)なり。 目次:INDEX▼ |