震災とクルーズキャンセル
震災と海外旅行。GW旅の行方 |
2011年3月25日ブログ記/加筆 |
今、日本は誰もが想像しえなかった状況にあり、国内外でパニックが起こっており、旅行業界がおもいっきり余波を受けています。 大震災の影響で、被災者ではなくとも 「こんな状況で海外旅行なんぞ行っていられない」 とキャンセルをしている人も多くいるようです。直近の旅行だけでなく、GWの予定をキャンセルしている人も。 消費者心理が冷え込むなんてもんじゃなく、瞬間凍結です。 そして海外からの旅行客からも軒並みキャンセルが相次いで旅行業界は悲鳴をあげています。旅行客の個人的な理由でのキャンセルならばキャセル料金をとれるのですが、今回は物理的に行けない(飛行機が飛ばない、国が渡航制限勧告をだしている等)という客も多く、旅行会社側としても無料キャンセルを対応せざるをえない状況です。 世界のエアライン各社も、刻一刻と変わる原発のニュースの動向を注意深く見守りつつ、就航を成田から関空に無理やり振り替えたり、原発を理由にパイロットが搭乗拒否したり(スターフライヤー)、スケジュール変更や欠航が相次いで大パニック。それに伴い、チケットの予約変更や払い戻しにも応じています。 特に欧州系のエアラインの反応は過敏のようです。 アラコマッタ。 私が持っているのは欧州系SASスカンジナビア航空の5/2出発のチケットで「払い戻し不可」という条件付き。このSASはどんな対応かといいますと、 「4/30日出発までのチケットなら予約の変更・キャンセルは無条件でOKだよん」 ということです。 むむー、たった2日でアウト―。ざんねんー。 この混乱に乗じて高くて手がでなかった4/29出発便に変更、なんてこともできたかもなのに(笑) そう、私は旅行を決行するつもりでおります。 私は日本を信じてるから。 ゴールデンウイークに差し掛かるころには、きっと原発も一段落して、復興に向けて着々と動き始めていると。それにみんながみんな消費行動を自粛してお通夜みたいに過ごしていたら、日本の経済は破綻してしまいます。被災地にいない私ができることは、経済活動を回すこと。働いて、稼いで、買い物して消費する。これ大事。 と、ここまでが耳障りよいいいわけで、チケットが払い戻し不可なのでお金をどぶに捨てるようなことはもったいなくてできないというのも大きな理由なのだけど! ところが残念なことに、一緒に行く予定だったオット君は行けそうにないかんじです。チケット1人分は残念ながらポイ(約13万円。しょえー)になるとともに、またまた一人旅になりそうな感じです。 ところで問題は日本国内だけでなく、今回は旅行先「ヨーロッパ地中海」にもあります。 実は今、地中海は戦場になりかけています。 日本の震災ニュースですっかり押されぎみの「リビア内戦問題」 カダフィ大佐という悪い奴が独裁政治で国民を苦しめていて、キレた国民が戦いだして内戦になったところに、フランス・イギリス・イタリア・アメリカ等の多国籍軍が参戦してドンパチ始まってしまった。 位置関係はこんなです。 赤い部分が戦場。青いラインが予定クルーズ航路。 より大きな地図でチュニジア情勢説明を表示 近っΣ;( ̄■ ̄;) この辺りも心配なので、試しにクルーズ取り扱い会社に問い合わせてみたところ 「クルーズはふつーに催行しておりますよー」 とけろっとしたお返事が返ってきました。 きっと、今の日本に例えれば、 「福島は危険だけど、京都は大丈夫」 的な感覚でいればいいのかしら。 でも、そもそもオット君が行けないので 「1人でクルーズってどうなのだ?」 というのもありまして クルーズについてはキャンセルする方向で考えています。 今、イタリアのクルーズ会社に直接確認をとっているところですが、 (翻訳サイトを駆使して英文メール発射) 日本の状況が状況なので、無料でキャンセルしてくれる方向で調整してくれるそうです。 本来であれば、現時点では15〜30%(2〜4万円)のキャセル手数料がかかる時期です。 ありがたや。 で、クルーズはなしとして、コペンハーゲン経由ミラノ行きチケットでいったいどんな旅にするか、というのはこれから考えまっす。 興味あるのはイタリア北部の湖水地方。もしくは隣接するスロベニアやクロアチアに行っちゃうとか、はたまたイタリア行きはやめてコペンハーゲンでストップしといて、行ったことのない北欧を周遊するのもいいかもね。 あとはSASの対応の動向をチェックです。4/30がもしかしたらもっと伸びてチケットが払い戻されるといいな〜と。例えばエールフランスはGWが終わる5/8まで払い戻しOKなのよね(・ω・`) ところで、こんな状況なのでチケットの値段がけっこう値下がっています。GWでも安い。 これから買おうとしている人はラッキーです。いいなー。 ご興味がありましたら調べてみてください↓ 海外旅行予約サイト「トルノス」 |
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